ウールペーパーロール
ウールペーパーロール、パイロンロールとは、植毛紙とも呼ばれている紙で、静電気の性質を利用して、化学繊維を紙面に直立した状態で植毛(付着)させて作られた紙です。柔らかなビロードのような表面は光の反射を完全に押さえます。主に撮影用バックグラウンド、ディスプレイなどに使います。
鏡筒内部での位置が決まったら、スパイラルパイプで植毛紙を押しつけてゆきます。このスパイラルパイプの太さのために、植毛紙は曲がらないで空気も入らずきれいに貼ることができます。初めて貼った時は、何も分からないために、平行に貼らなかったり、しわになったりして大失敗でした。それと、もう一つのことは植毛紙を丸めるときに手のひらをぺたぺたとして、脂で接着剤を少し弱くしておくことも発見しました。これで思わぬところにべったりの危険が少なくなります。一度厚着してしまえば、ドライヤーで少し暖めてやると時間毎に強く接着するようです。
鏡筒先端にガラスレンズが付くシュミカセは迷光を拾いやすく、フードは必需品です。フードは長いほうが、遮光効果が上がります。以前は薄いアクリル板に植毛紙を貼って25cm長さで使っていましたが、けっこう夜露が着きましたし、巻いて持ち運びするのですが割とかさばりました。軽い点では良かったのですが、折り畳み式の長いフードを作りました。細かい発砲スチロールボードを8枚の細長い板に切り、幅広テープで間隔に少し余裕をもってつなぎ合わせ、内側に植毛紙を貼ります。
鏡筒の内側に植毛紙を貼ります。接眼部へ導くバッフル内部はネジ山と黒塗装で遮光効果を出しているようですが、これにも植毛紙を貼りました。そして、バッフルの外側にも植毛紙を貼りました。補正板を通過してきた光は、全方向植毛紙の中を通過して、アイピースまで辿り着きます。鏡筒への取付けはマジックテープを使っています。この50cmフードで遮光効果が上がり、夜露に悩まされることも無くなりましたが、少しの風で揺れるのが困りものです。ヒーター線は筒内気流を発生させやすく、なるべく使わないようにしたほうがよいでしょう。
Category : 植毛紙